テクノロジー

天然系界面活性剤成分
“ソホロリピッド”は
懐かしくて新しい素材です

ソホロリピッドを生み出す酵母は、1960年代にカナダのミツバチの巣の周りで見つかりました。この酵母は日本酒を作る酵母とも近縁で、安全性が高いので、発酵技術が得意な日本では約40年前から、植物油を原料にした活発な産業利用の研究開発が行われてきました。国立研究法人産業技術総合研究所(AIST)もその有力な研究機関の一つです。弊社はもともとバイオディーゼル燃料に利用するための油糧植物の植林事業に取り組んでいましたが、さらに植物油の付加価値を高めるために2010年からAISTと共同研究を行い、ソホロリピッドの商業製造技術を確立しました。(ACS-Sophor®)さらに研究開発に取り組み、2021年には“新規ソホロリピッド誘導体”の国内特許(P6954548)を取得し、現在、国際出願公開済(PCT/JP2022/012536)です。

その他、弊社が所有する特許技術

(1)P6171229 “ソホロリピッドの製造方法および該製造方法により得られたソホロリピッドを含有するソホロリピッド含有組成物”
(2)P6697662 “ソホロリピッドを利用した油分回収方法”
(3)P6764232 “起泡性に優れたソホロリピッド含有組成物”
天然系界面活性剤成分“ソホロリピッド”は懐かしくて新しい素材です。
天然系界面活性剤成分“ソホロリピッド”は懐かしくて新しい素材です。

化学工業日報2013年8月30日掲載

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